母親の古い本の中で見た
白洲正子さん。
着物が好きだったけど
自分では着れない母が
きっと、見ていたのであろう。
わたしは、そのせいか
着付けの師範までとってしまうのだが、、、
わたしの出会いは
白洲正子さんの着物だった。
あんなふうに
着物を着れたら、、
そんな憧れを抱いていました。
お恥ずかしながら
大人になり
旦那さんが白洲次郎さんと知ったのは
実は、すっごい驚きで
まさか、お二人がご夫婦だとは
知らなかったのです。
そこから、ますます
わたしの中の白洲さん像は
膨れて行きました。
そして、長い間、子育てに追われ
すっかり、白洲さんのことも
思い出すこともなくなっていた
島暮らしの時
一人の女性とブログ上で出会います。
彼女のブログで
時折、訪れておられる
旧白洲邸の武相荘のことを
食い入るように見つめていた。
あ〜いつか、行ってみたい。
いつか、行ってみたい。
わたしの行きたい場所の
一つでもあったから
どんな空気感なんですか?
どんな気持ちを持てるんですか?
いつか、ブログの彼女に
聞いてみたいと思っていた。
そして、、、
わたしはその彼女と
去年、京都で会うのです。
初めて会うのに
初めてじゃないような彼女。
だけど、
会った時は
もう、ドッキドキで
武相荘の話が出たのに
聞くことができなかった。。。
京都人でいながら
行ったことのない喫茶店を
三軒も連れて行ってもらい
まるで夢のようだった。
そんな彼女から
我が家のポストに
プレゼントが届いた。
小さな茶筒のような入れ物に
なんだか
彼女の声が聞こえてきそうだった。
わたしは
彼女の声を思い出して
蓋を開けた。
こ、こ、これは。。。
ベルニナのマークで
ふと、思い出した。
東日本大震災のあと
東北のおばあちゃんとスイス人デザイナーの
KAZU Hagglerさんが立ち上げたプロジェクト。
ベルニナのミシンを贈られたそうで
実は、この時、おばあちゃんたちは
チューリッヒのベルニナに向かい
和裁士だったお二人は
和裁のテクニックを披露されていたんです。
実は、当時
NHKでドキュメントをしていて
見ていたんです。
そのプロジェクトと
武相荘のコラボ。
ベースの陶器の部分は
牧山圭男さんのやきものの
ピンクッションなんです。
しかも、完全な一点もので
ご注文をされても
どれが届くのか分からないなんて
すごくロマンチック。
柔らかな手のぬくもりを
感じた。
まるで
彼女と会った時のように
初めて会うのに
初めてじゃないような
ピンクッションに
胸が躍った。
それは
きっと、彼女が
わたしを思い
選んでくれたからだと
そう思いました。
ピンクッションなんです。
しかも、完全な一点もので
ご注文をされても
どれが届くのか分からないなんて
すごくロマンチック。
手のひらに収まる
小さなピンクッションは
柔らかな手のぬくもりを
感じた。
まるで
彼女と会った時のように
初めて会うのに
初めてじゃないような
ピンクッションに
胸が躍った。
それは
きっと、彼女が
わたしを思い
選んでくれたからだと
そう思いました。
針を休めて
ふと、我に戻る時
わたしは
たくさんのことを思い出すだろう。
彼女のこと
武相荘のこと
そして、
東北で頑張っておられる
グランマたちのことも。。。
あなたも
この素敵なピンクッションを
手にされませんか。
たくさんの針を持つ人に。。。
そして、持たない人にも
知って欲しい。
彼女の想いをここに込めて。。。。
最後に、、
彼女の素晴らしいところは
ご自身のご住所を書かずに
わたしのもとへ
送ってこられたこと。。。
わたしは、彼女に
送ろうと大好きな京都の
ほうじ番茶を選んでいた。
でも、それは
彼女の想いだと
こどもだちと頂きました。
きっと、
今年もまた、京都でお会いできるのではと
その時に、、、
関東に向かって
頭を下げた。。。
ほんとうにありがとうございました。
東北から白洲荘へ
そして、あなたからわたしへ。。。
わたしから
どなたかの心に届きますように。。




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