ハグから始まったが
そのあとは
とても自然で
それは、すごく自然で
そのまま歩き出して
なにを会話したのかも
忘れるくらい
自然と足が動いていた。
まるで
何度も家に来てくれた友のように
自然だった。
彼女と歩く数分ののち
我が家に到着する。
彼女は
すごく驚いてくれていた。
レモンの木も
パイナップルの木も
フラミンゴも
彼女は
まるでわたしを見るかのように
まだ玄関前だっていうのに
同じように感動してくれていた。
ちいさな玄関の
ちいさなアパートの中に
彼女が来てくれた。
今、わたしは彼女の残像を追っている。
ほんとうに来てくれたのかな?
まるで夢でも見るかのような
素敵な朝だった。
彼女の大きなリュックの中には
まるでサンタクロースのような
愛情がいっぱい詰まっていた。
こどもたちへの愛が詰まっていた。
彼女の愛情のつまったリュックの中は
空っぽになったけど
でも、そこに
わたしの彼女への愛情を
詰め込んだ。
わたしの出来る愛情を詰め込んだ。

いろんな話をした。
でも、それは
すごく心地よくて
そう、楽しいことって
すぐに忘れちゃう。
心地よくて
なにを話したのか
楽しい時は思い出せない。
あっという間に時間は過ぎる。
だから、どこへ行くか
なにを最優先にするか
わたしたちは考えた。
そして、
家を出る準備をし出した。
また、すぐに会えるかのように。。。
また、すぐ
ここに来てもらえるような気がしたまま
わたしたちは家を
出た。
赤い恋人さんは
赤いクロスステッチの素敵な
ワンピースをお召しになられていた。
彼女以外には
似合わない洋服。
彼女だから
映える洋服。
まるで彼女の肌のように馴染んでいて
すごく素敵だった。
わたしのちいさな部屋を
とても楽しんでくれた彼女に
感謝する。
だって、あの
軒先のモリンダカフェのマジックに
驚いたはずよ。
『いちいち気になる』
彼女の声が
ずっと
聞こえている。
ありがとう
ここに来てくれて。。。
また、待っていますね。

0 件のコメント:
コメントを投稿