デイリーヤマザキで(東大路)少し休憩をした。
不思議だった。
ここに彼女がいるなんて!!!
わたしは
また、最短の道で
一乗寺商店街(とは言うが商店街的なんではない)の
西に向かった。

高槻公園
わたしが幼い頃から遊んでいる公園。
そこを入った瞬間
彼女が言った。
『この公園、なに?すごく好き!』
『ここ、わたしが子供のときから遊んでいた公園だったんです』
わたしたちは
中央の藤棚の下の
石のテーブルと椅子の下に行った。
藤はもう蕾をふくらませていて
彼女の撮った写真には
なんと、妖精が写っていた。
うん。
あれは間違いない妖精。

わたしの子供の頃から
そして、わたしの子供たちを今も見守り続けてくれている
大きな大きな木の下で
また写真を撮る。
わたしたちは
ずっとお話をしながら
ずっと写真を撮る。
気に入ったものは
ずっと写真を撮る。
そして、ほんとうに穴場の
細い細い道を抜けて
出ると
そこには
今では世界的にも有名になってしまった
『けいぶん社』
がある。
昔は小さな本屋さんで
普通の本屋さんでした。
それが今では、すっごいスペースを広げ
ときには観光バスなどに乗ってこられる方も
おられるのです。
彼女はそこで
たくさんの宝物と
出会われる。
背中のリュックは
宝物でいっぱいに膨れている。
そして、新しくできた
AVRILの前をまた通りながら
スーパーなかむら前の
古い古い昔からある
キクヤ手芸店に彼女を連れて行く。
すっごく素敵なものをお持ちになっていて
その為に絹の糸を探されていた。
古い手芸店の奥で
絹糸のケースを出して
『あ!この色いい!』
『あ!これもいい』
そう言いながら、彼女は
5色近い絹糸をキクヤさんで
選ばれていた。
不思議だった。
わたしにはなにもかも。
一乗寺駅を抜け
小次郎寿司の前で
ふと、何時なのか考えたわたしたち。
もう、13時を過ぎていた。
お昼を食べましょうと
ふと、どこがいいか考えたが
一乗寺って意外にない。。
あ!そういえば、、
北白川に出るまでの『とん吉』があったな。と。
彼女がトンカツがお好きだそうで
わたしもとん吉は
何十年ぶりだし
おじさんが元気かすごく気になったので
行ってみた。
表には二人待っていた。
わたしたちも並んだ。
順番が来て
久しぶりのとん吉は
相変わらず、ブタの置物が
勢ぞろいしていて
ずっとあのままの油の色がついたままで
そこがすごく良かった。
おじさんは、元気だったが
息子さんらしき若いお兄さんが
仕切っていた。
彼女がまた
『ご馳走するから、せっかくだから
こっちを食べましょう〜』
と、イイ方のお肉を選んでくれた。
お兄さんが信じられないくらい長い
お肉を出されてきて
カットされている。
その包丁も細くて綺麗だった。
わたしたちはカウンターに食い入るように
覗き込んでいた。
オーダーしてから
お肉を切り、パン粉などをつけて
揚げるので時間がかかるんですが
でも、人気のお店。
特別、愛想がいいわけでもないが
でも、たくさんの人がお客さんに来ているのが
答えでしょう。
そして、待ちに待った
トンカツがやってきました〜〜〜

息子さんになって味が変わったとか
聞いたのですが
わたしは素直に懐かしく美味しくいただいた。
しかも、
信じられないくらい
パクパクたべれるの。
美味しい証拠ね。
実は普段はベジタリアンなんで
逆にこうしたときにお肉を食べると
肉臭さをすごく感じるんですけど
でも、一切なかった。
もう、揚げている油感もなくて
ぺろっと食べてしまいました。

山椒がかかっているであろう
豚汁も美味しかった。
なにより
彼女ととん吉にいるってことが幸せだった。
じつは若い頃
ここのおじさんは頑固な感じで
若いわたしには怖かった。
写真を撮っていいか、おじさんに
聞くのにわたしはまるで
こどものようにドキドキしながら
聞いてみた。
『ああ、あ、あの〜写真撮っていいですか?』
おじさんは
『いや、いいけど、なんの写真を撮るんですか?』
的な感じだった。
怒られなかった〜
で、なんとか緊張して撮れた二枚。
お腹満タンになったわたしたちは
バス停に向かう前に
あのリサイクルショップに向かった。
その手前のパチンコオメガの前で
『ごちそうさまは言いませんよ!』
『だいじょうぶだよ!モリンダさんと食べなさいって、
おこづかいもらったんだから!』
『いや、朝もおごってもらったんだから、だめですよ』
『いや、だいじょうぶだって!』
って、北白川で大声で話すわたしたち。
結局、すっごくエエ方のお肉のトンカツ定食を
またもや、ごちそうしてもらいました、、、
ほんとうにごちそうさま〜〜〜〜〜〜〜
しあわせ〜〜〜〜〜
ありがとうございました〜〜〜〜〜〜〜
そして、
リサイクルショップをくるりとまわり
わたしたちは
造形大前の市バス5系統に乗った。

銀月アパートメントへ向かうのであった。。。。
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