京都は桜づくしの四月八日だった。
観光の人も
京都の人間もいっぱいだ。
わたしたちは
バスに揺られながら
岡崎に差し掛かると
彼女にこう言った。
『平安神宮の鳥居の下をくぐりますよ』
わたしはもう
ハトバスのバスガイド気分だった。
彼女は、すごく驚いていた。
そして
大きな大きな大鳥居の下を
バスでくぐりながら
時間配分を考えて
河原町三条でバスを降りた。
目的地は
バスを降りて
すぐの六曜社。
京都では有名な喫茶店。
でも、モリンダちゃんは
初めての来店。
彼女も初めての来店。
と、いうか
前回、初めて彼女に会った時
六曜社に来たのだが
休みだったので
行ってみよう!と
寄ってみたのだ。

一階か地下か悩んだが
一階に入ってみたのだ。
こちらは
地下へ降りるほうの壁面。
テーブルに腰掛ける前に
ウェイトレスのお姉さんが
こう言った。
『混んでくると相席をお願いすると思います』
わたしたちは
そんなことを気にせず座って
アイスコーヒーを頼んだ。

このアイスコーヒー
なんだか美味しかったの。
すると彼女も言ったの。
『ねえ、アイスコーヒー美味しいね』
って。
なんだか、スルーって入っていく感じ。
美味しかったんだ。
そこでも
彼女とモリンダちゃんは
いろいろ話したの。
そしたらね
その時が来たの。
そう、相席の時よ。
なんとも、若いカップルの男女がやってきて
良いのか悪いのか?笑
わたしたちと相席を
ウエイトレスさんに迫られていた。
わたしたちは
カップルに向かい
『どうぞ』
と、隣をすすめたが
カップルは帰って行った。。。
あ〜ん。残念。
わたしたちの横に座るって
面白かったはずなのに、、、
でも、わたしたちは
話し込んではいけないんだ。
だって、
もうお別れの時は
刻々と近づいている。
アイスコーヒーを飲み干すと
店を出た。

そうそう、二人が気に入ったのは
六曜社の
タイルなんだが
これ、実にいい。
写真より実物がもっといい。
タイルを見にだけでも
行きたいものだ。
次は地下でお酒でも
いただこうかと考えている。
そして、
わたしは高瀬川沿いを少し歩き
先斗町へと彼女をいざなった。
なんや
わからへんけど
急に京女みたいな
話し方してしまうやん。
先斗町って
そんなところどすねん。
歩いただけで
京女になれますねん。

先斗町は
南北の道なんだが
路地が東西に
混在している。
彼女に何度も発音を言っていたが
『路地』を京都の人は
『ろおじ』っていいますねん。
このイントネーションが
たまらなく好きなモリンダちゃん。
この写真の左手の文字
読めはります?
『この『ろおじ』は通り抜けできまへん』
あ〜よろしおすわ〜
で、先斗町でなんだか
お店を発見して
『今度は、このお店行きましょう!』
って約束をした。
先斗町を抜けて
四条通りに出ると
東に足早に歩いた。
これまた
前回の時に閉まってはった
鍵善さんにむかった。
ここが彼女との今回の旅の最後のお店となるのです。。。
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