2016年3月11日金曜日

こころのcandy

五年前
テレビで流れる景色に
どうぞ、嘘でありますようにと
願った。

きっと、誰もがそう思ったのに
それは
現実だった。
その現実は
とても重く辛い。

決して、軽くなることはない。

だけど
いや、だから
今もわたしたちが
なにかできることを
しないといけない。

五年前、わたしはすぐに
ちいさな義援金活動を起こしました。
東欧雑貨ICIRI PICIRIさんの
ヴィンテージファブリックを使い
中には石鹸をいれた
お針刺し。
これはわたしが袈裟の縫製の仕事を
していたときに
大先輩から渡された針刺しから
アイデアをもらった。
その針刺しはすでに年季が入っていて
とても石鹸だとは思わなかった。
そう、ほんとうに大きなキャンディの大きさで
絹の端切れで巾着に縫われていた。
『中は何なんですか?』
『石鹸よ』
『え!石鹸!?』
『そう、針仕事の滑りが良くなるのよ。』
『えぇ、確かに、、全然違うんで何が入っているか知りたかったんです』

わたしは
そのときの小さくなった
針刺しを鼻にあて
匂いでみた。
うっすらと
いや、もしかしたら
石鹸だと聞いたからでしょう。
シャボンの香りがするような気がした。

石鹸の香り。。。

あのとき、たくさんの方が
こころのcandyをお買い求めくださいました。
すべてのお買い求め金額は
東日本大震災義援金として
お振込をさせていただいていましたが
私事でいろいろとあり
最後の二個を販売し
新しい形でお会いできたらと
終了をしました。

しかし、
先日、そのときにお買いもとめいただいた方の
ブログを拝見したのです。
時は流れ
その方のお子さんがご結婚されるので
リングピローをお作りになられている
そのかたわらに
こころのcandyがありました。
わたしは
すごくすっごく嬉しかったのです。

あれから、五年。
おそらく、その後
一週間も経たないうちに
ネットショップで販売を始めた
こころのcandy。

わたしにとって
これでたくさんの全国にいる
様々な方との出会いもいただきました。

わたしも今、
たくさんのことを抱えながら
生活をし
京都に戻り
今、震災から五年が経ち
わたしにできることを
教えてもらった気がします。

おかあさん、なあに?
おかあさんって、いいにおい
せんたくしていたにおいでしょ?
しゃぼんのあわのにおいでしょ


そんな童謡にあるように
シャボンの匂いがする
こころのcandyを
また、京都から
発信していこうと思っています。
もちろん。
すべて東欧雑貨ICIRI PICIRIさんの
とびきり素敵なヴィンテージファブリックを
使用しています。

これを機会に
お針仕事をはじめませんか?
あなたのお子さんの名前を
刺繍しませんか?
もし、お針が苦手でも
このcandyをタンスの
引き出しにしまっていて。
あなたもきっとシャボンの香りで
包まれるはず。



銀月アパートメントで
こころのcandyに
触れてください。

あなたもわたしも
今、できることを
ひとつずつ
決して
この日を忘れない。。。


















尚、価格は、あの時と同じ一個380円のまま。
しかし、わたしが現在、シングルで子育てをしていますので
一個につき200円の義援金を寄付にできればと思っております。
どうぞ、ご理解よろしくおねがいいたします。

2 件のコメント:

  1. こんばんは^^
    5年前、『何かしなきゃ!』と、誰もが思ったはずですが、
    すぐに行動されたmolindaさん。尊敬してます。
    こころのCandy見つけて下さってありがとうございます。
    リングピロー
    もうすぐ完成ですよ~~。


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  2. haruさん!コメントをありがとうございます。
    こちらこそ、リングピローに心を惹かれ
    ふと目にしたcandyに
    また、わたしはやる気をいただきました。
    イカリ!のリングピロー❤️すっごく素敵!
    わたしも、もう一回しようかしら!!なんちゃって!

    ずっと、使ってくださってありがとうございます。
    わたしもまた、がんばります!

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