二度寝をして
目覚めたのは
インターホンの音だった。
7:30
長男だ。
『行くで!はよして』
眠っていた子供たちは
信じられない速さで
用意をする。
そう
待ちに待ったこの日が来た。
長男がお金を貯めて
自分で車を選び
車を買って
乗ってきてくれたのだ。
モリンダちゃん
一切、なんもしていません。
うふ。

大きな大きな車は
たくさんの兄弟を乗せるために
自分の趣味を生かせるために
選んでくれた。
ちなみに
滋賀に住んでいるが
山中を超えてやってきたようで
びびってしまった。
で、またもや
目指すは
滋賀県!
琵琶湖!!
ブラックバス釣り!
次男と約束をしていたようだ。

車の後ろも広くって
おしゃれにしている。
このサンダル。
沖縄に行った時
自分の高校の名前を入れてもらって
作ったオリジナルみたいだ!!
あ〜ますます
行きたい。
わたしもこれで
『殿下』
って、入れたい。
うふ。
で、息子の買った車に乗って
音楽を聴きながら
モリンダと長男
歌いまくる。
ガソリンも満タンだが
アホさも満タン。
ハッピーも満タン!
で、どこへ行くか悩んだが
わたしらも楽しめるように
道の駅に車を止めて
その近くの川で釣りをすると向かった。

大きなブラックバスが
肉眼でも見える。
初めての次男は
もしかして
退屈になるんじゃないかって
思っていたが
でも、
最後の最後まで
真剣に狙っていた。
もう少しでブルーギルだけど
釣れそうなところまで行ったから
次が楽しみで仕方がないようだ。
男二人がバス釣りを楽しんでいるうちに
わたしたち女三人は
すぐ隣の
真野浜水泳場に行った。
早速、靴下を脱いで
入った。

あ〜楽しい。
次は半ズボンを持ってこようと思った。
娘たちも同じように
足をつけて遊んでいる。
あまり、混んでいなくて
深くもないので
気持ちいい。

わたしは
足を拭いて
バッグの中から
イーラーショシュを
取り出した。
どこでだって刺繍する。
どこでだって。。。
木陰で刺繍をしていて
ふと思い出した。
次男は、
どうしてるだろう?
どうしてるんだろう?
もう、あきちゃってるだろうなって
思った。

完全に虜になっていた。
フォームもいい感じになってきて
『泳ぐか?』
『琵琶湖につかるか?』
釣りをするまで
あんなに琵琶湖で泳ぎたいと言っていたのに
泳ぎたくない!ぐらいの勢いに
変わっている。
すごいね。
自然と遊ぶって
すごいね。
わたしもバス釣りしていたから
『ちょっとやらせて』
そう言っても
なかなかさせてくれかった。
なので
ビギナーズラックを期待したのだが
それはまた、次の機会に
残されていたようだ。。。
楽しい体験に背を向けて
車に戻った。

駐車場の横は
道の駅。
『そういうとこ好きやろ?』
と、息子の配慮を感謝する。
滋賀の美味しいものが売っていた。

長女の目は光っていた。
『あ〜、、、試食がない、、、』
わたしは気づかなかった。
スイカに夢中だったが
長女には、空になったお皿しか
目に入らなかったようだ。
軽く、近江のお弁当を買って
テラスで食べた。

近江米を使った
ギガ団子なるものを
また、長女が発見!
欲しそうなので
一回り小さな
団子を買った。

もっちもち
もっちもち
だった。
息子が買った車で
こうしてみんなで
お出かけして
こどもたちがなにより嬉しそうだ。
それが一番嬉しい。
部活でいつも参加できない長女もいて
みんな勢ぞろいで
それも嬉しかった。
楽しかった。
また、息子に
つれてきてもらおう。
一番待ち遠しいのは
次男かもしれない。

暑い暑い8月の朝。
この日を忘れないだろう。
『ぼくね、今日、すごく楽しかった〜』
釣れてはいないけど
釣れそうなドキドキ感が
次男を虜にさせた。
隣で見ているだけの
次女の心もドキドキさせたようだ。
『次は4時起きだ』
『うん!』
すべてのことに感謝して。。。。
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