2016年6月30日木曜日

夏越の祓えに水無月を

6月30日
夏越の祓えの神事に
京都では水無月を食べます。
本当は室町時代には
氷を取り寄せ
暑気払いをしていましたが
庶民には高価な氷。。
そこで氷に見せた和菓子が
できたのです。

それが水無月。

実は、京都にいてたら
これが京都だけのもんやて
思わへんのんどす。

子供の時は
必ず、七歳上の姉が
仕事かえりに
水無月を買うてきてくれて
仏さん用のお皿を出して
先に仏さんに持って行って
冷やしてから
いただいたりしたもんなんです。

それがずっと習慣だったんで
京都を離れた時に
6月30日に
どこ探しても
水無月があらへんやなんて
信じられまへんでしたんえ。

あ〜食べたい。
その日だけの特別な京都の
夏のお菓子。

この半年の罪や穢れを祓い
残りの半分の無病息災を願う
夏越の祓え。

あ〜ダイエット中のわたしは
こどもたちの無病息災を願い
大好きな水無月を
食べずに我慢しました。

ちなみに最近は
黒糖や抹茶のお味が
ありますねんけど
わたしは
この白いういろうのんが
一番好きねんえ。

しかも、
あんこ星人のモリンダちゃんは
つぶつぶのあんが
乗ってるんが
ほんまに好きなんえ。

あ〜これに
お酒でも飲めたら
ほんまによろしおすけど
今はあかんえ。
かんにんしてや〜って
水無月さんに謝って
この半年の罪を
懺悔するのでした。


あんたはんも
京都へ来やはったら
ぜひ
水無月を食べておくれやす。

きっと
残りの半分は
ええことが待ってますえ〜〜〜

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