2016年6月29日水曜日

Play fast &ラヴレターとコースター

今日は、職場の人と
会う予定が入っていて
お昼前に身支度を整え
出かけようとしたとき
ポストに
音がした。

わたしには
それがなにかわかっていたから
急いで取りに行ったの。
まるで
恋人に会うかのように。

すごく急いだ。
ドアを開けてすぐの
銀色のポストを
開けたの。

そこには
彼女の文字で書かれた
わたしの住所が目に入った。

わたしは
恋人を抱きかかえるように
家の中に入れたの。

じっくりと
切手を眺めた。

じっくりと。。。

そして、
彼女はやっぱり、
自分の住所を書いていてくれてなかった。

そこが彼女のすごいとこ。



わたしは
また
蝶々のシールをはがした。

優しく優しく。。。


中には
こないだとは
違うデザインのコースター。

こないだ、プレゼントしてもらったものは
わたしが
いつか、出会うための人に
大切に残しておくって
言ってしまったから
彼女は今使えるものをって
二枚もまた
選んでくれた。

次郎さん直筆の
『Play fast』と
武相荘。。。の二枚のコースター

次郎さんと
正子さんは
わたしの中の憧れの
夫婦像かもしれない。

そんなお二人の
直筆とお家が
わたしの日常にあるなんて。。。

選んでくれる
彼女の顔が
浮かんだ。

きっと、このとき
武相荘に
わたしもいたんだと思う。


美しい絵葉書とその封筒の裏には
大好きな彼女の文字で
ラヴレターが
書かれていた。

ハガキの裏から
はみ出した
その気持ちが
わたしの中に
どんどん入っていった。

ねえ、住所を教えてよ。
わたしだって
ラヴレターが書きたいよ。

安心して。
ラブレターしか送らないから。

でも、きっと
あなたは教えてくれねいのよね。
ねえ、教えてよ。

二枚の熱いラヴレターに向かって
話した。

わたしが
職場の人に会い
帰ってくると
もう
18時半くらいだった。
夕食を済ませ
わたしは
手をきれいに拭いて
封を開けた。


お気に入りのテーブルに
お気に入りのものを並べる。

彼女の手作りの
ひょうたんのランプは
わたしをいつだって
すぐに妄想の世界に
飛び立たせてくれる。


ねえ、赤い恋人さん
わたしは
次郎さんの直筆のコースターを
毎日愛用するわ。

このグラスは
長女が沖縄で買ってきてくれた
グラスなの。

今はダイエットしているから
水が入っているけど
いつか、痩せたら
ここにウイスキーを入れて
夜を楽しむわ。


もう一枚のお家のコースターには
お家といえば鍵。。。
いつもどこへ置いたか
わからなくなる
わたしの鍵の指定席にさせてね。

そして、わたしの
大切な人が来た時に
使わせてね。

そして、そして、
きっと、
このわたしの小さなアパートの
このテーブルに
座ってね。

ね、赤い恋人さん。

ねえ、夜が楽しくなってきたの。

ねえ、何度ありがとうって
言っても足りないのよ。

ねえ、
今、すごく幸せな気持ち。

いつも大きな愛で
わたしを包んでくれて
ありがとう。


彼女もブログで書いていてくれたのかな。
わたしもそう思うの。
きっと、前世でも
会っていたし
きっと、大親友だったと思うの。
だって、わたしたち
まだ2回しかデートしていないのよ。

不思議。

だから、わたしたちは
前世で
出会っていた。

出会いって、そう。

必ず意味があるの。

必ず・・・


赤い恋人さん
ねえ、今ね、わたし
大好きな殿下のジャズライヴを聴きながら
描いているの。

とてもロマンチックな気持ちで。。。


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